「星に手を伸ばすことを翻訳する」

「星に手を伸ばすことを翻訳する」

📅 2025-04-10

🏷️ ポカリ / NIKE

手を伸ばしても、届かないものがある。そう知ってしまって、諦めてしまった夢がある。

挫折は、人生にはつきもので、それでも私は光を見るたびに、光に憧れてしまうと思います。

入社して2週間ですが、なかなか人生はうまいこといくわけではなく、上がったり下がったり、人生はタワー・オブ・テラーなんじゃないのか、ライフ・イズ・テラーなのではないか。平衡感覚を失って、のそのそと仕事をしています。どうやら責任感と焦燥感を持ちすぎているようです。生活でバランスをとるために、トマトとバナナをたくさん食べています。自律神経を整えること。

そんなこんなで、めちゃくちゃになっても、広告が好きです。

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「どうしても、あんな立派な星になりたい」 よだかの星 / 宮沢賢治

よだかは、醜いとさげすまれながらも、美しく輝く星になりたいと手を伸ばし、最後には自らを燃やして光へ、星へなっていきます。

星に手を伸ばすことを英語にしてみると、「reach for the stars」。

これはプラダを着た悪魔では、高望み と訳されます。

MIRANDA : Is it impossible to find a lovely, slender female paratrooper? EMILY : No. MIRANDA : Am I reaching for the stars? EMILY : Not really. ミランダ:きれいでスレンダーな女性落下傘兵を見つけるのは不可能っていうことかしら? エミリー:いえ。 ミランダ:私が高望みしてる? エミリー:いえ。 /The Devil Wears Prada「プラダを着た悪魔」2006

高望みってちょっと嫌な言葉ですね。夢みがち、とかにしといて欲しいです。夢はいくらみたって良いでしょう。

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何かに手を伸ばすとき、人は逆風に吹かれます。

夢を見つけたとき、人は上り坂を登ることになります。

その道は当たり前に苦しくて、winning isn’t comfortableで、誰が褒めてくれるわけでもありません。

勝たなくてもいい、という考え方もあります。当然そう思います。間違いなく、競争の中に幸せはありません。競争で得る幸せは、誰かを不幸せにしたことが付きまといます。そこを無視する強靭なメンタルがあれば、勝利は最高の幸せともいえますが、人はそんなに割り切れる生き物ではありません。自称サバサバが、ねちょねちょだったりするように、人は二元論では語れません。

だから、幸せを自分で生み出せるように、生活を幸せだと思うことは大切な、人として本質的な価値観だと思います。

手を伸ばそうよ。届くから。 / ポカリスエット
Reach for the Stars ! You will Fly much Further than You Know / TDL

外からみると、私は自己評価が高く、高望みしているように見えるらしいです。私は、全然そんなことはなく、成功するか、届くか、とか考えてなくて、

ただ、手を伸ばして、いつか届いたときの景色を見てみたいだけなんです。だから、これは好奇心で、私の原点はここでしかないんだろうな、と思います。

手を伸ばそうとしたことは、きっといつか私が、私を好きでいれる理由になると思うから、私のために、私は星に手を伸ばします。

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「私たちは、いつか勝ってしまう。」と社長が教えてくれました。多分、いつか星に手が届くんだと思います。